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@ 腹部第3節から7節下側を服版の縁に沿って切り開きます。 |
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A 消化管を取り出します。この時、種類によっては背中側の彩色部分を削り取ってしまうことがあるので注意してください。なお、本作業は未熟虫やイトトンボ科などには不要です。 |
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B ここで、体の中に通す芯を適当な長さに切ります。 |
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C前肢の間から腹部の先端まで、芯を通します。これで標本の形を整え、乾燥後の強度も保つことができます。体の細いイトトンボ科などにはブラシなどの樹脂を使用します。 |
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D 頭部を左側に向け、三角紙に収めます。採集日、採集場所、採集者の記入をお忘れなく。なお記入には標本からにじみ出る脂で文字が消えることのない濃い鉛筆をおすすめします。 |
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E 均翅類は前後翅が重ならないよう、縁紋を接着しておきます。展翅標本も三角紙の中で行いますが、均翅類は三角紙を適宜折り曲げて形を整えます。 |
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展翅標本も三角紙の中で行いますが、翅が閉じてしまう均翅亜目の種類は三角紙を適宜折り曲げて形を整えます。 |
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