トンボ撮りガイド

10月

ミゾソバ+マイコアカネ

ミゾソバ群落とマイコアカネ
■ ミゾソバ群落とマイコアカネ

トンボ王国を象徴する赤トンボで、元々高知県内では四万十川下流域を中心とする西南部だけでしか見られません。しかも本種が多く生息していた湿田地帯は、「開発」に伴う埋め立てや「休耕」による草原化などによって急速に変貌しています。本当の稀種になりつつあるマイコアカネですが、トンボ王国では6月下旬頃から羽化し、ツツジ山周辺で夏を乗り切った個体が9月下旬頃から水辺に戻ってきます。トンボそのものも美麗種ですが、やはり10月中旬に満開となったミゾソバのお花畑にたたずんでいる♂がイチ押しです。晴天のお昼下がり、スイレン池の土手でモノにできます。


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