トンボ王国を象徴するトンボの一つがネアカヨシヤンマ。近年、個体数が激減したとはいえ、まだ産卵シーンを狙えるチャンスは稀ではありません。
晴天の日中、具体的には午前10時頃から午後2時頃にかけ湿地保護区の土手の湿泥、もしくは付近に転がっている朽木に産卵します。湿地の上をさまようように行き来し、ときおり草むらの中に潜り込んでいる♀を見つけたら、それが産卵撮影のチャンス。完全に潜り込んだことを確認の上、慎重に接近して下さい。落ち着くまでは大変神経質ですが、驚かさなければ接写撮影も行えるようになります。また、下旬に老熟♀の産卵を見つけると、撮影はさらに容易です。 |