トンボ撮りガイド

3月

シオヤトンボ♂羽化

シオヤトンボ♂羽化
■ シオヤトンボ♂羽化

ただ、いつまでもタベサナエの羽化で足止めを喰っているわけにもいきません。タベサナエに前後して、シオヤトンボの羽化も始まるからです。撮影ポイントは右手の湿地保護区がお勧めです。ただ、直立型の羽化を行うタベサナエは水際を探していけば比較的容易く見つけられますが、倒垂型の羽化を行うシオヤトンボは伸び切った翅や腹部が水に浸からない高さで定位するため、ヤゴの段階で見つけるのはやや困難です。3つの撮影ポイントはタベサナエ同様です。ただ、全体の所要時間が2〜3時間、肛門水の落下回数が直立型の数十回に対し、多くても4〜5回とシャッターチャンスも少ないので、連続撮影に臨む際にはそれなりの気力が求められます。


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