トンボ池は、日に日に賑わいを増してきます。
上旬から中旬にかけ、オオイトトンボ、トラフトンボ、シオヤトンボ、ヨツボシトンボなどなど、春のトンボの羽化が最盛となります。 中旬までは午前8時から正午頃にかけて羽化するものが多く、水際の植物もまだ伸び切っていないので、羽化の観察や写真撮影にうってつけ。ゴールデン・ウイークまでに20種ほどのトンボが羽化を終え、一部の種類では産卵が始まります。中でもトラフトンボは、数百粒の卵が入ったゼラチン質のひもを水面近くの植物などに絡めるというユニークなもの。オトシブミがコナラの葉を丸めるのもこの季節です。
花は、池田川の土手を黄色に染め上げるオヘビイチゴと、下旬に満開を迎えるカキツバタがおすすめです。ゴールデンウイークにはスイレンの花も咲きそろい、多目的広場ではナンジャモンジャの別称を持つ、ヒトツバタゴがひときわ異彩を放ちます。 |
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