半ばを過ぎると春を思わせる暖かな日も訪れるようになり、谷奥の林縁で成虫越冬しているホソミイトトンボ越冬型と、ホソミオツネントンボが地上近くの日溜りで活動するようになります。ホソミイトトンボが網を張っている小さなクモを捕食する行動も観察できるでしょう。近くの湿地保護区から、産卵するニホンアカガエルの合唱も聞こえてきます。
花は、ウメや朝鮮半島原産のキヌヤナギが見ごろとなるほか、ホトケノザ、ユキワリイチゲ、ヤブツバキなど、早春に花期を迎える野草が次々と開花します。
キヌヤナギ
ホソミイトトンボ越冬型(オス)
ホソミオツネントンボ(オス)
ニホンアカガエル(産卵)
ウメ
ユキワリイチゲ
ヤブツバキ
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